ハイビスカスの紅い実

 

 

 ハイビスカスの紅い実

 

 

 

       ハイビスカスの紅い実

 

 ハワイにもタヒチにもグアムにもボラボラ島にも南海の島々巡りを数えきれないぐらいしたことがあるが、南海のお花の象徴でもあるハイビスカスにこのような真っ赤な実がなるとはつゆ知らず、不覚にも今日までよく生きてきたものだ。以前当家にはなかったが、叔母が帰って来るとき、嫁ぎ先から種子だけ持ち帰り、庭の片隅に植えたようである。この実をよく観ると、紅くトゲトゲした表皮があって、薄緑色した親指大の種がこの中にある。茶色になったら種子として保存出来るものだという。ふうせん蔓の表皮も恐る恐る剥いでみると、何と鋭い弓状をした種子の小包が出てきた。然もそれは表皮と夥しい細い糸で強く結び付けられていた。杏は自分が取ってきたものの解体だから、興味津々でみつめていたが、こうして楽しいひと時があるのは、杏が庭で色々と集めてくれたお陰である。謝ゝ杏!

 各地で熊被害が出ている。明らかに林業の衰退の結果であり、日本における生態系のトップに君臨する熊のせいではない。足利銅山がその昔開発され、生態系の行き来が出来なくなって、奥日光には日本鹿しか生きていない。爆発的に増えた鹿のせいで、高山植物が食い荒らされ、一部外来種とおぼしき花の楽園になっているが、トンでもない事態である。特に真冬になると、食べ物がなくなり、鹿は樹皮の表層を剥がして、何処までも食い荒らす。ピーーッと鳴きながら疾走する鹿の軍団は相当に危険であり恐怖である。日本猟友会の会員の皆さまがここ数年で圧倒的に少なくなり、街を徘徊する熊だって仕留めることが出来ないでいる。一人では駆除することが出来ないからである。私の場合、アメリカでは銃の所持権があり、自宅のあるサンタフェには厳重にライフルを管理し保管しているが、日本では持っていない。日本の銃規制は極めて厳しく、猟友会の会員さんであるだけで尊敬に値するほどである。免許更新が毎回大変厳しいものだからだ。これはそれでいいと思うのだが、ライフルの所持者も高齢化し、増えすぎた鹿や熊の駆除が極めて難しくなっているせいでもある。

 ナラ枯れだって、林業の危機的状況を表している。ナラ枯れも木の実の不作に拍車をかけ、動物の生態系に多大な悪影響を与えていることは明白だ。絶望的な事態である。日本国土の70%は山林であり、その30%が人工林であるが、今の人工林で息継ぎ出来ている森はホンの僅かである。林業は毎年結果が出る農作物とは違い、少なくとも五十年先、百年先を見据えながら経営して行かなければならないから大変なのであって、昨年吉野の奥千本に行った途中の杉林には極度に落胆させられた。真っ暗闇で、間伐は全然されておらず、植林したままのサラの状態であったからだ。山林は手が掛かるのである。又掛けなければ樹は息継ぎが出来ないで、集団的害虫の被害に茫然として出合うだけだ。里山は、山林と人里の境界線の役目を果たしていたが、それも又高齢化した各地の集落の結果、荒れっ放しのままとなっている。林業専業者は現在どれだけいるのだろう。考えてみるのも恐ろしく辛い話であり、私たちがやろうとしている櫻山計画は、これらの問題と全く無縁であるわけがない。政治など怪しい権力に一切頼らず、先ず自らで人作り。そして山林深く分け入って入ろうと覚悟している。基礎作りで、今は手一杯なのだが・・・・・。

 

      

 

 ハイビスカスの種や ふうせん蔓の種など 杏は興味津々

 

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