晩夏 静寂 台風襲来の予感

 

 

 

 

 

           晩夏 静寂 台風襲来の予感

 

 クマゼミやヒグラシの音が一瞬消えた。子供たちとお昼寝をして目覚ましたときであった。暑い猛暑日が続いているが、そこはかとなく秋の訪れを感じられてならない。ナラ枯れが続いているという。ナラ枯れとは人手を掛けなくなった結果であり、適切な間伐が必須の状況を示している。郡上市にある我が櫻山の現地オフィスは既に3年前に開設しているが、広大な森の下草刈りや、針葉樹と広葉樹の適度なバランスを考えて間伐や、林道の新たな設置を目指し、写真で見る限り随分様変わりした。風通しがいい森になり、下草にも存分な太陽が当たっているようである。然し広大過ぎてまだまだ半分にも達していない。急ぎたい。何時の頃からか人は身近の森でも入らなくなって、日本全国の森は荒れ放題となっている。立派な檜が多い私たちの場所は混在する多様な植物を一旦整理し、檜が伸び伸びとするようにした。伸ばしたい樹木は周辺の樹木への気配りが必要だ。更に大事なことは落葉樹を如何に多く植栽するべきかということである。天然のダム湖として機能するのみでなく、落葉樹がもたらす果実は多くの動物に、どんな楽しみをもたらすことだろう。櫻もその一つであるが、何故だか染井吉野だけは鳥たちも口にしない。クローンだと分かっているためだろう。まだ私たちの櫻山は始まっていないが、埼玉県安行で各種の櫻の苗木が順調に育ち、櫻塾を中心に若い人たちも育っている。現地で現在精力的に活動をしてくれている山のスペシャリストたちは、私たちの青図を念頭に置いて着実に活動してくれている。地域経済効果にも少しは寄与しているらしい。櫻の研究施設、各種信仰道場の建設、来客用と職員用の宿泊施設(温泉込み)、レストランや売店の建設、苗床、見本園、駐車場、まだまだやるべきことが多い。来春から具体的に手掛けて行く予定だ。こうして一瞬の静寂の中にいると、様々な意欲に溢れて来る。激しい台風が襲来するだろうことを予測しつつ、意欲は愈々充ちて来るようである。

 

 

 

秋の大好きな野草 吾亦紅 日当たりがよい処にしか自生しない

 

 

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