偕老同穴 花の祝詞

 

 

 山櫻群 八重櫻の普賢像(フゲンゾウ) 真ん中に二つの緑の葉がある 一つの場合は「イチヨウ」

 

 

 

偕老同穴 花の祝詞

 

 

  是の花輿に斎ひ鎮め奉る掛けまくも、

畏き宇佐八幡大神狭井の大神の大前に宮司恐み恐みも白さく、

花ぐはし櫻花咲ける春辺は、現身の人の心々もさまよひて諸々の妖鬼は散る花の如く、

四方に飛びひ行き病の気起り発と云ふ故実を忘れず、

今日はしも氏長等の赤き心と御会の浄しき贅ひとを得て、

八度に及ぶ鎮花の神事を仕へ奉らむと、切麻散米蒔き散らして神庭の櫻を挿はやし、

此の花の香はしき御酒、此の花のしらげの米、此の花の色なす小豆の御饌に、

草の餅取重ね、浪の花咲く海河の物は潮に鰭振る櫻鯛、清き瀬に住む鮎の真魚、

花咲き薫る野山の物は、霞の甘菜辛菜、沖つ藻菜辺つ藻菜に至るまで、

八取の机に置高成して献る宇豆の幣帛を、

安幣帛の足幣帛と、赤丹の穂に聞し食して、天皇の大御代を此の花の栄ゆるが如、

茂御代の足御代と斎ひ奉り幸へ奉り、氏子の里々家々にも禍津日の神の災禍有らしめ給はず、

里の名に負ふ鶴亀の齢を掛けて、花の御祭美麗く仕へ奉らしめ給ひ、

堅磐に常磐に夜の守日の守に神守り幸へ給へと、

大前に参侍る諸人白妙の春の衣手列並べて、祝ひ廻り恐み恐みも白す。

 

(やすらひ花として)

 

櫻灯路

 

 

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