櫻の花を板と踏みし

 

 

 

御苑内の八重櫻

 

 

                          櫻の花を板と踏みし

 

 

 春爛漫の京都をはずして、四月半ば過ぎに京都へ行ってまいりました。きっと仁和寺の御室櫻や常照皇寺の九重櫻が運良く満開であろうと思われたのですが、奇しくも温暖化の影響でしょうか、既にその時季は終わっていました。幾らかの淋しさの中、京都御所や仙洞院御所などをホワリと巡って来ました。所々に咲く八重櫻だけで充分で、千年の都のあとに、爽やかな風が吹いていました。

  京都御所と仙洞御所の、嬉しいご訪問の後、花や咲くやと仁和寺に向かいました。今年の櫻の予想は難しく、ずっと待って、そして突然満開の時が訪れます。予想不可能な花時でした。私は、仁和寺の櫻模様に今年の櫻を覚悟致しました。既に満開を終えていました。その代わり、御衣黄(ぎょいこう)や一葉(真ん中に緑色の葉のようなものがある美しい櫻)がありましたが、やはり本物の御室櫻は散ってしまい、あられもない姿でした。でもそれも又御風に感じられたのです。

  僕は、この数週間の櫻の時季を毎年狂おしくも大切に感じています。櫻には何のお咎めがあるでなし、平安、或いは記紀万葉の時代から愛されて来たのでしょう。私は、このことにいたく感動致します。そして櫻の花が多く、世界の平和に既存することを望みます。愛する日本、そして恩愛ある世界の導に、僕はとくとくとして賛成し、僕たちの文化から発せられる中和と和解に、深く心を致す所存です。

 

  仙洞御所の山櫻

 

  今日のBGMは 平原綾香の「今、風の中で」

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