鎮花祭 (最終稿)

                雨の中の中将姫誓願櫻 (岐阜市願成寺境内に 四月の初め頃咲く 樹齢千年を超えるが 幹本体は既になく 

                 根から新しい多くの子孫が生まれています 八重の山櫻として全国にただ一本だけ 残念かな実生から一切育ちませぬ 

                でも白に近いピンクで それは美しい櫻です 本日は心なしか泣いているように見えてなりませぬ お名残惜しいのでしょう)

 

 

 

 

鎮花祭

 

 

最終稿 

 

 

 

愈々最終稿となりました 長々とご厚誼戴き有難う御座いました

最終稿とさせて戴くのは 櫻爛漫と咲く折 或いは花が散った後 妖艶なる花が原因で疫病が流行ったとかで

宇佐八幡宮関係や春日大社などで行われている鎮花祭の祝詞をモデルとし起草し これから咲く櫻への鎮魂と

私たちが目指す櫻山計画の成功と共に 皆さま方の心からなる安寧を祈願し 祝詞を伊勢の大御神に奏上申し上げ

本ブログの真意とさせて戴きながら 皆さまの家内安全と健康を改めて心からお祈り申し上げ 筆を置くことと致します

本当に 有難う御座いました お名残惜しゅう御座いますが 皆さま ご機嫌よう

 

 

 

                  鎮花祭 祝詞 (万葉仮名による)

 

             是乃花輿爾斎比鎮米奉留

             掛介麻久母畏伎花筏乃五十鈴川上乃大神乃大前爾

             宮司恐美恐美曰左久

             花細志櫻花咲介留春辺波

             現身乃人乃心々母彷徨比氐

             諸々乃妖鬼波散留花乃如久

             四方爾飛毘交比行伎病乃気起里発止云布

             故実乎忘礼豆

             生日乃足日乃今日波○○○○氏長乎始米財団法人○○会等波

             赤伎心止浄志伎贅比止乎得氐

             八度字及部鎮花乃神事乎仕辺奉良牟止

             切麻散米蒔伎散良志氐

             神庭乃櫻乎挿波也志

             此乃花乃香波志伎御酒

             此乃花乃志良気乃米

             此乃花乃色奈須小豆乃御饌爾

             草乃餅取重禰

             浪乃花咲久海河乃物波潮爾鰭振留櫻鯛

             清伎瀬爾住牟鮎乃真魚

             花咲伎薫留野山乃物波

             霞乃甘菜辛菜沖津藻菜辺津藻菜爾至留麻出

             八取乃机爾置高成志氐

             献留宇豆乃幣帛乎安幣帛乃足幣帛止赤丹乃穂爾聞志食志氐

             天皇乃大御代乎此乃花乃栄由留賀如伎

             茂御代乃足御代止斎比奉里幸辺奉里

             氏子乃里々家々爾母禍津日乃神乃災禍有良志米給波豆

             花乃御祭美麗久仕辺奉良志米給比

             堅磐爾常磐爾夜乃守日乃守爾神守里幸辺給辺止

             大前爾参侍留諸人白妙乃春乃衣手列並部氐

             人里波皆櫻守乃子孫止

             祝比廻里恐美恐美母曰須

 

 

                    鎮花祭 祝詞 (現代語訳による)


                  この花輿を斎き鎮めて

                   神徳高く崇すべき花筏の散る五十鈴川の上に鎮座される伊勢の天照大神の大前に

                   宮司○○ かしこみかしこみ申し上げます

                   花細やかで美しい櫻の花が咲く春へ

                   現身(うつしみ)の人の心々も迷いて

                   数多くの妖鬼の祟りは 散る花の如く

                   四方へ飛び交いて行き 病の気が起こり発すると言ふ

                   故に 真を忘れず

                   今日を吉日と定めて ○○○○氏長を始めて 財団法人○○○会などは

                   赤い心と浄い志を得て

                   何回もお礼を尽くして恭敬な作法を通じ 鎮花祭の神事をご奉仕致します

                   大麻を切って 撒米を蒔き散らし

                   神庭の櫻を 神籬(ひもろぎ)として飾りはやして

                   この花の香りのような香はしき御酒

                   この花の志のような志らけの米

                   この花の色のような色なす小豆を 御饌として

                   草の餅を取り重ね

                   また浪の花の咲く海 河の物は 潮に泳ぐ鰭の振る櫻鯛や

                   清い瀬に住む立派な鮎の魚

                   花咲きて 風薫る野山から産した物は

                   山の霞に甘菜・辛菜 沖の藻の菜 海辺の藻の菜に至るまで

                   華麗な机に うず高く盛り載せて

                   高貴な幣帛と 赤い初穂を ご献上申し上げる

                   天皇の大御代をこの花のように栄ゆる如く

                   御世いっぱいのご繁盛をお祈り申し上げます

                   この里の氏子の家々に禍の神が禍を起さず

                   花のお祭りを美はしく奉仕して申しあげます

                   いつまでも永遠に日も夜も神様は幸せを守ってくださり

                   貴方の大前に奉仕の人々は美しい白衣を着て 手を繋いで居並び

                   人里は 皆櫻守の子孫かな

                   と祝いつつ かしこみかしこみ申し上げました 

 

 

 

芭蕉翁の俳句 主人の絵 帯芯に描かれたもの

 

 

 

櫻灯路

 

 

鎮花祭は 所謂『やすらい花』系統のお祭りとして有名です 私たちは櫻山の地鎮祭としても これを修し奉りたく存じております  

 尚本稿祝詞は 四国の或る神社前宮司であられる方の美しい祝詞を基本にして書かれてあります

前宮司には心からなるご尊敬と感謝を申し上げます 有難う御座いました

 

http://outouro-hananoen.spaces.live.com/blog/cns!BA05963D8EB5CC5!5056.entry  当ブログ 2006/03/15 中将姫誓願櫻の記事 ご参照賜りたく

 

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