紅葉の便り~長谷川等伯の楓図

 

 

長谷川等伯の国宝『楓図』

 

 

紅葉の季節になると 必ず思い出す絵がある

写真の絵 京都・智積院にある長谷川等伯の国宝『楓図』のことである

息を飲むような この華麗な本絵は 狩野派などと集団・徒党を組まなかった自由闊達な息吹があり 何とも美しい

何故なら あの幽玄な感動の名作・国宝『松林図』と完全に風趣を異にしながら 全く同じ等伯による絵と言う驚きからでもあろう

 

曼殊院・永観堂・東福寺・赤山禅院・詩仙堂・常寂光寺・祇王寺・厭離庵などと 京の名立たる紅葉処を見学し

そして最後は ここ智積院で 長谷川等伯とご対面するのである 何とも贅沢な秋のひと時であろうか

尚この絵の直ぐ前には 等伯が愛してやまなかった息子・九蔵の国宝『櫻図』の絵があり 

夭逝した九蔵の櫻が 鮮やかに静かにいつでも力強く咲き誇っている

 

そう言えば 櫻の紅葉の一葉一葉は 艶やかなグラディエーションが掛かり なかなか美しいものがあろう

今年の最後の紅葉は どこにしようか 考えるだけでもワクワクして来るのである

                                                                                                                            (2004/11/19)

 

 

http://www.city.nanao.ishikawa.jp/nanabi/ (長谷川等伯のこと 石川県七尾市美術館サイトより)

http://www.chisan.or.jp/sohonzan/keidai/syuzoko.html (智積院の案内 等伯の国宝障壁画について)


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