祈り

                                                                      伊勢内宮 朝の五十鈴川 

 今朝一番に、故人の霊前にぬかずいて来ました。ある程度予想はしていたのですが、亡き主人から大いに叱られました。日頃言っていることを何故守れないのかと言うことでした。喪中のお盆の中で、余りにも酷い中傷があったからです。そこで出したばかりの「お願い」の記事を改訂し、今日改めてこの記事を書かせていただき、急遽新たにすることにしました。築いて来た故人の品位を汚して本当に済みませんでした。怒り心頭でしたが、相手の思う壺でしょう。でも朝仏前に礼拝し、更に神様にもお祈りした時、お相手が逆に余りにも可哀想に思えたのです。自らの非を、こともあろうに故人に押し付けたからですが、そんな騒擾は愚に等しい、それは止めなさいと大日如来さまと如意輪観音菩薩さまと故人からのお達しがありました。そこで故人が日頃我々に伝えていたことを書かせていただき、皆さまにお詫び方々故人の夢のカケラを追ってみたいと存じます。

 

    故人の口癖集少々

 1 会社とは社会の基本であり働くもの達はみな幸福でなければならない

 2 利益は公平に分配し 余れば公的機関に委ね 恵まれぬ人達へ積極的に活用すべき

 3 仕事でもプライベートでも怒りや貪ることや愚かなことを厳に慎まなければならない

 4 政治家と密室で付き合ってはならない 白日のもとでなら許される

 5 ご維新後未だに150年にもなっていない 国民が成熟していないことは明白だ 自らを律せよ

 6 仕事で急に海外に行く場合がある 従って常に二の矢三の矢を準備し引き継ぎを確実にしておくこと

 7 誰が休んでも業務が滞りなく行われるように 一人の仕事は全員の仕事であると認識せよ

 8 机の中に私物を置いてはいけない いつ何時誰から見られてもいいようにしておくこと

 9 実業者は文化・芸術にも堪能でなければならぬ すべての仕事はそこに繋がっている

 10 自分本位にいい思いをしようとすることは断じて許さない 先ず相手のことを考えながらともに思いを生きよ

 11 女子社員にお茶汲みは一切罷りならぬ 如何なる上司であろうとも飲みたければ自分でやるべし

 12 女性は大切に扱わなければならない そしたら女性はもっと美しくなり もっと皆が幸せになるはずである

 13 男子は黙って実行すること それを評価するものが必ずいること信ぜよ

 14 如何なる理由があっても違法行為や脱法行為は厳禁であり 新たな必要があった時立法を懇願すべき

 15 整理整頓し常に身綺麗にしておくこと 心の祓いと清めに相通じる

 16 失敗したら直ぐ報告し自ら閉じ籠らないこと 恐れぬこと 勇気を持つこと

 17 先ず他人を攻める前に自分の非から責めること 偉大な解決策は何でもそこから始まりずっと早い

 18 教育の問題は近視眼的に解決しないこと 千年の大計をもとにすること 会社でも家庭でも学校でも

 19 靖国の問題は軍人が直接統治した東京招魂社から始まる すべての矛盾の原点があり 総括すること

 20 総括しない癖は最も忌み嫌うこと 何事もきちんとした総括を終えてから前進すること

 21 お盆の前は必ず大きな事故がある あらゆる霊魂が呼ぶからであるが それに決して負けぬこと

 22 日本人の原点は探すより築くこと 二千年の伝統はまだまだ浅いと言うべし 但し和の勉強を疎かにしない

 23 雪の朝は必ず全社員が遅くとも朝5時まで集合し全員で雪かきし入居テナントに遅滞なきようにすること

 24 すべての宗教の根本は同じであること 宗教にセクト主義や原理主義は存在してはならないこと

 25 家庭を大事にすること 上司部下隔たりなく社員は横の関係で 先祖や子孫は縦の関係であり 

   縦横両者が常に上手く噛み合っていなければならぬこと

 26 季節感を常に大切にすること 年中行事を決して疎かにしないこと

 27 世界で活躍したいなら 先ず日本の文化を勉強すること 和のテイストは世界に完全に通用する

 28 お墓参りは欠かさぬこと 日に当たるのが暮(くらし)で 土の中が墓 日と土の相乗があることを知れ

 29 幸は生まれ育った土と 反対に下を向いている土とが行ったり来たりしなければ幸福はない 出身を大切に

 30 初心忘るべからずの初心とは夢や希望のことではなく 稽古と言う意味だから終生謙虚に励むこと

 31 年寄りを苛めるな行く道だ 子供叱るな来た道だと言い伝えの通り 何人にも愛情を持って接すること

 32 何事も心をこめてやること 心が伴わないサービスはサービスにあらず

 33 酒を伴う仕事や遊びには必ずその人間性が出るから 決して誰にも威張らないこと 

 34 質素倹約に努めること そしてお金が出来たら 如何に有効に使うか 初心に帰りよく考えること

 35 人は死ぬものだから 死ぬところから 逆算して自分の人生を決めること そんなに人生は永くない

 36 容易に借金はせぬこと どうせ返さなくてはならないものだから 何事も貯めてから始めた方が楽

 

 以上幾つか故人いつも言う口癖をあげてみました。書きながら、私は泣きました。既に懐かしくなっているのと、そこに情けない自分がいました。社訓は別にありますが、そうした口癖を改めて思い出して見ると、故人の優しさや厳しさや、思いが伝わって来ます。このブログを預かり、私に勇み足があったかも知れません。又ふたたび思い切り故人を偲んで泣こうと思います。三人のお婆ちゃん達も悲嘆の念にくれていますが、彼は我々みんなの心の中に生きていることを告げたいです。やはりこのブログは勿体無いのですが、いずれ閉じることに致します。絵も人生も故人から教えられました。遺された我々でふたたび具体的に歩き出し始めましょう

 故人はまだまだ書き足りなかったことでしょう。西行も本居宣長も坂本龍馬もオードリーもチャップリンも、本来書きたかったことは余りにも多かったし、これからが本番だったのに、実に残念でなりません。でも我々はここからが出発なのでしょう。お盆で、思い切り故人と酒を飲み交わし、そうして歩きはじめましょう!

敬愛してやまなかった坂村眞民先生のご親筆「願に生きる」

 

坂村先生ご親筆 「蝶来り 花開き 花開き 蝶来る」 良寛の詩をしるす

 

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