ナベヅル黒太郎 妻の死

 

 

 

ナベヅル黒太郎 妻の死

 

        第十四回FNSドキュメンタリー大賞

 『黒太郎一家の10年~ナベヅルと暮らす村・八代』

 

 

今日の午後16:00~17:25まで フジTVで 

フジテレビ主催のドキュメンタリー大賞の受賞作品の発表があった

 

山口県の南部にある小さな山村・八代村と言うところが舞台だ

 徳川時代には全国に 捕獲禁止されて 数多く見られたナベヅルを

明治の御世になって なし崩しに次々に乱獲され 危機に瀕していた

 

そこで危機感を感じた 八代の人たちが立ち上がり 

山口県知事の 心を動かし 直ぐに県令で

 日本初の自然保護法にあたるナベヅル捕獲の禁止令が出された

そんな誇りがあるこの村では 本州最後のナベヅルの飛来地として

ナベヅルを 大切に大切に 守っていた

 

本ドキュメンタリーは 黒太郎と言う一羽の個性あるボスのナベヅル一家に

焦点を当て 過去10年に渡って 取材・撮影したのを纏めたものである

 

飛来するナベヅルが減り続ける昨今

ゴルフ場などの 周辺の乱開発の為で 自然破壊も甚だしい

そしてとうとう11羽まで 減った

黒太郎の一家は その中にいた

 

或る年 脚に傷を負い ビッコをひく妻を 必死に気遣う黒太郎がいた 

 

 妻がビッコになってから二年目に 飛来した或る日

天敵のキツネがいて ウロウロしている最中 必死で威嚇して追い払う黒太郎

 

処が 朝 忽然と 妻は姿を消してしまう

既に 北帰行を断行しなければならない時期だ 仲間は先に飛び発って行く

二羽の子供たちと 盛んに低空飛行をしながら 必死で妻を探す黒太郎

普段はテリトリーを荒らす他のナベヅルを容赦しないヤンチャなボスの黒太郎

まさかとは思っていたが 突然 姿を消した妻を諦め切られない黒太郎が

捜索は何日も何日も続いた 他の鳥たちはとっくに 上昇気流に乗って

北へ向かったと言うのに まったく諦められない黒太郎だった

やがて櫻が咲き そして花はほころぶ

 

田植をしたくてもしないで 必死に息を飲んで見詰める村人たち

村人たちの暖かな視線が 見るものを 熱く共感の渦に導く

 

ようやく諦めがついたのか 黒太郎一家は 2000キロの北帰行の旅へ発つ

 

ナベヅルの一夫一婦制は あまりに信じがたい程の 荘厳さであった 

 黒太郎の健気な姿に 涙を抑えることなど まったく出来なかった

 

素晴らしい番組で 制作者の根気も目線にも

村人たち全員の 多大なご努力にも すっかり平身低頭してしまう

 

いいなぁ 夫婦って! いいなぁ 自然って!

 

  http://www.tss-tv.co.jp/jp/programs/spot/press/060106-1.html 是非ご参照を

 http://www.city.izumi.kagoshima.jp/ ちなみに出水市では ナベヅルの90%が飛来して来る

 

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