一輪の丁字櫻から

 
 上記の櫻は 丁字櫻(ちょうじざくら)と言って 顎頭の部分が長いので 花びらを合わせて 丁の字になるから そう名付けられたものである ここにはたった一輪しかない 私はこのたった一輪の櫻の花びらから たくさんの様々な櫻の花びらを咲かせたいのである 手術し 生還して後 私には着実に この夢が広がり これから後の人生を 大輪の花を咲かせるまで生きていたいと念願しつつ 少々早いのだが その触りだけをお話申し上げたい 私にとっては 言わば退路を断って 望む仕事になるであろうと思われる
 
 
 
   <現状の櫻山>
 
 日本各地には素晴らしい櫻がある ただ一つ不満なのは 染井吉野がほとんどで 後数年もしたら 各地で櫻が枯れ出すかも知れない 当然補植か 別に植え替えをしなけらばならない 従って日本各地の染井吉野が多い地区では淋しい思いをするのは目に見えている そんなのは絶対に避けたい 幾ら染井吉野だからと言って 堪えられるものではない 然し今直ぐにと言う手立てはない
 
 数年前吉野の櫻を 大勢のアルバイトを使って 何本あるのか調べたことがあった 一山六万本と言われていたのだが 実際は三万八千本に満たなかった ほとんどが山櫻で 蔵王堂の信仰の対象が櫻の木だったことから 里から苗を持って来ては 蔵王堂の近辺より植えて行ったものである 時期は平安時代まで遡るでのあろうか 補植もあったろう 枯れ掛かって往生した時代もあったろう 信仰と言う手厚い保護を受けて 次第に数は伸ばして行った 下の千本 中の千本 上の千本 奥の千本と 主に四箇所に別れていて 総数がその数字だったが 本当はやはり六万本くらいはあったのではなかろうか
 
 その頃から 私は私なりの櫻山を創りたいと 密かに念願して来た 福島にも 個人で櫻山を造っている方がおられる 御奇特な方である バスの名金線(名古屋~金沢)沿いに 一本ずつ染井吉野を植えて行ったバスの車掌さんもおられた 但し櫻に関する大きなプロジェクトと言えば これはないと言った方が早かろうと言うのが現状であり 行政頼みでは いつになるかほとんど当てにならない と言うのも 中央本線・JR高尾駅から 徒歩10分の林野庁の中に櫻の保存樹林はある 約三百種類の櫻で 毎年楽しませてくれている でも苗場もなければ その中の櫻を 他に移植する性質のものではないらしい 博物館のようにしながら ただ種の保存にのみ 努めているだけである 如何にも心細いのである 個人でするか 行政頼みでするか それは明らかである 先ず個人で始めなければ 何も始まらないのであろうと決めつけた 櫻の財団法人は 日本さくらの会と花の会の二つはあるが 財団自身は 櫻山を造ろうとはしていない 財源難であるからである
 
 
    <私はイノチに掛けて創りたい>
 
 手術後 愈々人生の目標を定めた 私は櫻山を創りたい 密かに社内に三名を人選し プロジェクトチームを既にスタートさせている 社外業者数社も内々に手伝ってくれている 脚本家倉本聡さんが 北海道のゴルフ場(西武系列)を 自然の雑木林に戻そうとして土地を借り受け 早速始まっているプロジェクトから 相当な刺激を戴いた 私は今閉鎖しているスキー場とゴルフ場に焦点を絞って 土地を購入するところから 始めようとしている 官民は無関係だ 新しく森林伐採するなど論外である 日当たりがよく 水捌けがよく 斜面地が最低の条件であろう 多少アクセスが悪くとも どうにかなる
 
 すると 早速現在200件近い物件情報がほどなくに集まった でも交渉はほとんど直ぐには出来ないものばかりだ 管財人がいたり 所有者の一部が海外であったりして 問題が山積しているからである それでも 時間的な見込みから言ったら 遅くとも一年以内に決定したい だがなかなか難しい面がない訳ではない 買取交渉から言えば こう言うことは内密でするものである 購入する側からすると 足元を見られるためであるが 今回こうした不信な面が見えたら その情報は最初から省くことにしている 予定価格や予定総面積数は 一切公表しない ゴルフ場に当てはめれば 最低でも36ホール分以上は必要だとだけ 言っておこう 予算は最初から公表する気がないのは 当然でしょう
 
 苗場も創る 膨大な数なので 外注に出さなくてはならないかも知れない 最低500種類の櫻を植えたい 出来れば全種類を一堂に集約させたい 四季折々に見れるようにしたい 総数で十五万本~二十万本の櫻を予定したい 土地を買い取った時点での自然に 誘導路や若干の駐車場を除いては なるべく必要以外手をつけない 日本で過去殉教され 非業の死を遂げられた方々のため カトリック教会が欲しい 我が帰依する佛教寺院は 当然欲しい 蔵王権現さまを筆頭に 神々達もご招来したい すべての名木や古木のジュニアを数本ずつ育てたい 櫻の植樹は 皆さんのファミリーの記念植樹にして頂きたい アートギャラリーも要る 夢は広がる一方である 櫻を通して 日本人たる誇りある人を育てたい 櫻に関する総合研究施設も充実させたい 出来れば温泉付きの宿泊施設も欲しい 寄付などの浄財は一切必要としない すべて私財を投入してやって 後に公立にしても構わない 従業員は最低二百名に達するだろうか それこそ企業メセナでいいのである こうして夢は広がる一方だ 書きながらも 興奮を抑えられないでいる 櫻全般の体系化の仕事 私はやる
 
 
   <こんな意味もありでいいでしょうか>
 
 狭い日本の国土に 個人の大袈裟な墓石を作るのは どうかと思う 墓石屋の喧伝に乗せられてはならない 私は葬儀は一切しない 身内数人だけ集まって戴いて 真言宗の読経後 『涙そうそう』でも歌って戴ければ それだけで充分だ 散骨を望む 海に散骨をする方の中には 水は冷たいから嫌だとよく話には聞く 実は私もその一人だ 櫻山のいささか離れた場所に 散骨を望む人の為の場所があってもいいのではないか 無論決められたルールはある 両親が亡くなった時 既に私の戒名を自分で書いてある 『櫻居士』 皆さまから赦されるならであるが・・・・・・ 然も私を散骨した場所には 日本で最も一般的な山櫻で 『霞櫻』と言うのがあるが それ一本を植樹してくれたらいいのである 短くて長い 長くて短い人の一生を濃密に終え 大いなる歴史の大河に 密やかに飲み込まれたい
 
 時々 このブログで 進捗状況を報告をしたい ご意見があったら 直ぐ止めろから 何が何でも進めろまで 何でもいいのである ご意見があったら お聞かせ願いたい (櫻灯路)
  
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