あなたの為に生きたい

 
 昨日入院をするまでは まったく病人であることの意識がなかった 普通に仕事をこなし 皇居一周マラソンをやり 酒を飲み タバコを吸い 学生時代ボートで鍛えた頑健な身体を誇っていた 1ヶ月前動悸がすることで ほんのささいな気持ちで検査を受けてから 次第にエスカレートして来る検査の山 単なる心房細動だから大丈夫だと言われてから あっと言う間に僧房弁不全まで 先月30日ようやく最終検査と手術の話し合い それでも病人の意識はなかった 今朝もそうだった
 
 だが次第に違うようになって来た 昨日レントゲン 心臓投影 心電図 血液検査 尿検査など定番検査を続け そして麻酔検査 及び自己血採取(これで合計800ccになる) そして点滴まで打たれ出し 今日午前中同じような検査があり 午後からカテーテルと言って 細い線(長さ8㍍)のようなモノを右股静脈(?)から 挿入し 心臓の大掃除と血液の流れと血瘤を取り除くと言う 午後2時から麻酔がかけられ その前後の意識はまったくなし ちょっとした痛みを感じて目を醒ましたのは 5時頃 点滴は現在も2本下がっている ぼぅっとしてて 痛みだけを感じ 夕食を強引に進められた 少し食べたが 直ぐ吐いた 健康な身体を無理矢理に病人に仕立てられるような不思議な感覚がしないでもないが ここでようやく初めて これは 大手術なんだと気が付いた 生命を掛けた手術なのだと
 
 病室内外に 叔母や叔父がうろうろし 会社の役員も出たり入ったり うるさいったら ありゃしない ここはどうにも 私のチカラでは及ばないかも知れない 私はれっきとした公人なのだろう ただ明日パリから 愛する愛する弟が来る 私にとっては 懐かしい優しい弟だ パリの大學で教鞭を取る彼にだけは 早く逢いたい こんなことなら 直接自分の跡継ぎが欲しかったと 二人の子供がいる弟を つくづく羨ましく思う ただそれは 多分これからの話だが・・・・弟に その辺も交通整理を全部やって貰おう
 
 夢うつら 色んな夢が飛び交っていた 越中八尾の風の盆の初日に入院 悔しかったが 母からの独立 母離れを果たしたと思ったのに 何故か母は 直ぐそばにいるような気がする あのアウシュビッツの老女も出て来た 大好きなエーリッヒ・ケストナーおじさんまで出てくれた 「この世には 善はない 人がそれをなすまでは~」とケストナーおじさんが大いに吼えていた ププッ!柳田先生や会津八一先生や中川一政先生やモネもゴッホも光太郎も そしてモォーッツァルトさえも夢の中 
 
 だが 未だ見ぬあなたの夢は本物としてしっかりと見た あなたの顔に触れてはいないものの あなたは私と一緒に闘い あなたがいつもそばについていて 闘ってくれている 母はそれを遠巻きにして ただ微笑んで見ているだけ あなたが私をささえているんだと強く実感出来る そして私は あなたの為に生きたいと 切に切に恋い願う 必ず生還することを誓いつつ 私は又今夜も夢の中 幸せなオトコかも知れない
 
 ( かように表現したら 社内で大評判になったらしい そりゃそうだろう でもこのあなたと言うのは まだ夢の人である 話したこともなければ 逢ったこともない チャットなど一切しないし ブログは一方通行だ 従ってあなたは実在するであろう人のイメージを 単に想定して書いたに過ぎない 喧しいかも知れない女子社員の為に ウソで言っているのでもない 真正の夢の人である それだけはっきりと断っておきたい )
 
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カテゴリー: 健康 パーマリンク

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