被爆されたマリアさま

 長崎浦上天主堂は あの恐ろしい原爆の爆心地から わずか500㍍の距離でした 建物はすべて破壊されてしまいました 
 
 ところがその焼け跡から 何と聖母マリアの木造の首だけが残り 掘り起こされたと言うのです 以来60年 熱心な信徒さんに守られて 今日まで大切に保管されて来ました 現在あるマリアさまは 当時天主堂の焼け跡に ともに残されたフレノ神父さまにより複製された「哀しみのマリア」だったのです この他フレノ神父さまは「使途聖ヨハネ」と「十字架上のキリスト」を制作され 合わせて3体が 信徒数9000人を越える 大所帯の信者さんに 信仰の対象として大切に守られて来ました 焼け跡に残った聖母マリアのお話は 噂として 何度か耳にしたことがあるのですが まさか実物が 本当にあったとは驚きでした 浦上天主堂の境内に 小さな聖堂があります それを改装して「被爆マリア小聖堂」として この尊像のために この度立派に立ち上げられたそうです 来週9日 つまり1945年8月9日 あの忌まわしい原爆が投下されたその日に 初めて一般に公開される模様です 御顔は原爆の凄まじさを感じさせるに充分です 落剥があり 焼けただれているようにも見えます でも目はやはりきれいな目で 我々を慈愛を持って見て下さっています きっと世界で唯一の被爆されたマリアさまでしょう あらゆる哀しみを飲み込んでくれそうです
 
 ありとあらゆる戦争には反対です マリアさまに向かって ひたすら祈りをささげたいのです 私は信者ではありませんが そう決め 是非9日には行きたいと 超過密なスケジュールに入れました 
 
 明日5日には スタジオ・ジブリのアニメでこのところ恒例になっている 野坂昭如原作『火垂るの墓』が 日本テレビで放映されるようです 甲子園の高校野球大会で 若者が白球を追い駆ける中 必ずサイレンが鳴らされます 2度と戦争を起こしてはなりません 改めて この時期 それぞれの職場で 或いは家庭で そう硬い決意を胸に 是非参加したいものです 幾らささやかであってもです
 
 
 
   口絵 浦上天主堂・原爆被災したマリア像
       被災した後 13年の歳月を掛けて 建てられた聖堂正面
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