父 いずこにおはす

 日光・アストリアホテルを 朝早く出て 愛車JEEPを駆って 光徳牧場 丸沼 菅沼 白山登山入り口を走る

 戦場ヶ原から 赤沼の茶屋に 愛車を置いて 電気バスに乗って 小田代ヶ原へ ワタスゲ満開 爽やかな風が吹く 

途中花の写真を何度も撮る 素晴らしい風景 

貴婦人(小田代ヶ原の白樺)がすっくと立つ お花畑が広がる 

早めに山を降りる 東村の富弘美術館に立ち寄る 

新しくなった富弘さんの居場所 素晴らしい

 中で 全身麻痺の富弘さんの絵や詩歌 

学生を終えて直ぐ教師になって ふた月もしないうちに 体育の授業でこうなってしまった富弘さんの運命 

その時一冊の聖書に出逢って 途端に息を吹き返し イノチの尊さに目覚める富弘さん 

今日は 2度と来ない 今日というこの日 この一日を百日のように 生きたい と言う百日草の前で 立ち止まった

 又一つ 幸せという 花があるとすれば の花の 蕾のようなものだろうか 辛いという字がある もう少しで 幸に なれそうな字である 

未だ咲かないうちの水仙の花の絵で じっとして立ちすくむ この人の何気ない言葉の一つ一つが 胸にじわっと沁みて来る 涙が 自然と溢れる 

 

 JEEPを疾駆して 早めに帰り 買い物 表参堂の紀伊国屋

 ここが 私の仕入れ先 あっと言う間に買い物袋10個 早いのである

 第一印ですべてが決める 自宅に着くと50半ばで死んだ父 白い薔薇を贈る 

万願寺とうがらしをさっと焼き 醤油をたらす ラズベリーとブルーベリーとを併せる 

イタリアから買って来たチーズを 盛り付けして仏壇へ

 思い切ってシャトゥー・ラトゥール83をあけ 仏壇にささく と 二人っきりの酒 

しみじみと 或る日の父が 鮮やかに蘇る 手を合わせる 

般若心経と観音経を読み ほろ酔いのまま 真剣に合掌す

 

 男体山・白根山・小田代ヶ原・戦場ヶ原・光徳牧場・丸沼・菅沼

今日は実によく走った 嶺櫻も満開であった 追い掛けて 迷惑してる

だろうか さくら花 まだまだ今シーズンの櫻は 終わってはいない 徐

々に高い山に移って行く ほろ酔いで 幾らか混乱したアタマに 美し

い花々が 富弘さんみたいに咲いている 富弘さんは 今年で59歳

父よりも長生きしている 

         http://www.vill.seta-azuma.gunma.jp/htm/tomi.htm

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