ネブタ狂乱

 

 久し振りに 暇な金曜日を送っていると 青森ネブタの千葉作龍氏から 連絡があった 

しばらくぶりである 単なる挨拶程度だったが うれしかった 

彼は青森ネブタの第一人者である 

在はどこまで終わってるかを聞くと 未だ骨組みが終わったばかりと言う 

更に拍車が掛かって直ぐに骨組みに和紙を貼る作業が続き 真っ白なフォルムに 彩色が施される 

最後は 目だ 目ですべてが決まる 

これからが本番で それを前に 単なる気晴らしの電話であったのだろう

 

 昨年のネブタが終わって直ぐ 来年の構想に掛かり 12月 描いたネブタ絵を持って スポンサー廻りをする 

大抵3社か4社を受注する 真冬に今年のネブタの準備をする 

4月 青森港のアスパム脇に建つネブタ小屋で数台のネブタ制作の準備に入る 

土台になる人力の台車に木組みが開始される 

あらかたのフォルムが 下絵によって違うが 同時進行だ 

それが終わると針金を巡らして 更に詳細なフォルムを立ち上げる 

中は勿論木組みと針金だけ 空洞である 

空洞の部分に 無数の裸電球が入って それでネブタを中から 光らす原理だ 

その後和紙を全面に貼る それが終わると 彩色を施す 

白い和紙に ロウで線を引く 隣の色と混ざらないようにする為だが 

ロウの部分は 直接光を通して一層の立体的効果を挙げるから 重要な作業だ 

緑・赤・黄・紫・黒・灰色などの色を使う 

最初に何本かの筆で ロウに沿った線引きをして 思い切ったデザインを決定する 

それからフォルムの彩色だ そして最後は描いた武者などの顔の部分に 目を入れて完成である 

最後の目を入れるところが 文字通り眼目である ネブタの良し悪しが決定される

 

 そんな過程で ネブタが出来る 青森の短い真夏に わぁ~~っと一斉に 県民全部のエネルギーが爆発する 

ラッセラッセラッセイラと掛け声が 市内中爆発するのだ 

凡そ30台余 一台のネブタにつき 跳人(ハネト)と呼ばれる衣装を着た人達が ほぼ3000人つく 

本当に壮観の一字である ネブタの後に 鉦・大太鼓・笛を囃す者も約一台につき100人が付く 

ネブタを動かすのは 人力で 引き手と呼ばれる人達が一台につき30人ほど 

それが30台以上にもなる 想像するだけでワクワクする 

一度現地で見た人は 恐らくは決して忘れることはないであろう

 

 当社も 得意先のお客様を ネブタに接待をする 

纏めて招待する方が安上がりである 

広い市役所通りが 人 人 人の波 升席が準備され そこで観覧する 

今年も夏が来たら 行く 8月2日~7日まで 毎年恒例の行事になっている 

この処 ずっと不調で 賞を取っていない千葉作龍氏のネブタが 

一念発起して どんな賞を取るであろうか 今からワクワクして 真夏の最大の楽しみである 

 

 

 

 弘前は ねぷた(neputa)  青森は ねぶた(nebuta)

違いは 弘前は扇型のフォルム 青森は組ネブタと言って 立体的なフォルムであり 

お囃子も跳人も違う 弘前のは優美で 青森のは勇壮である 

私のリストの中にある青森ねぶたオフィシャルサイトをクリックし 

右側の下方にある 体験!ねぶた と言う欄の お囃子を是非聞いてみて頂きたい

 

 

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