おばんざい作る

 

 私は 料理を作るのが大好きだ 

子供の頃 調理人になりたかった 親に叱られ 心ならずも断念せざるを得なかったが 

今でもなりたい希はある 今晩は早めに帰宅し 早速冷蔵庫のあり合わせで 俺流おばんざいを作ることにした 

先ず冷蔵庫の掃除しながら 残り物を丁寧に調べ 思い浮かんだ簡単なメニュー書きをする 

多めに作った場合は冷凍をしておくから平気だ 

先ず最初はダシ作り 寸胴に 真水を張って 日高昆布とカツオ節を削って入れ 一番ダシと二番ダシ更に八方ダシを作っておく 

それがベースになるのだ ①ひじき煮は糸こんにゃくと煮豆と細切り人参入り 

茄子とにんにくの芽と牛肉の中華風 ③高野豆腐のお煮しめ ④蕪ときゅうりとキャベツの刻み昆布

入り浅漬け ⑤手羽先と大根の煮物 ⑥姫竹の混ぜご飯の粒山入り ⑦春菊と油揚げの合わせ味噌のお汁 

以上で主な材料 あらまし冷蔵庫の中は 冷凍の材料を除いてほぼ空になる 

この処買い物をしてなかったので 恥ずかしながら たいしたものはない 

先ずすべての材料の下拵え ボールに次々に切った材料が並ぶ あっと言う間に仕事が完了 

⑥の材料を薄口醤油やダシ汁で煮込み 調理した材料と合わせて昆布を下に敷いて 

二番ダシでご飯を炊き始める ご飯は南魚沼産コシヒカリと少しのもち米を入れる 

①③のポイントは言うまでもなく簡単だ ④は布を刻んで塩揉みした材料と合わせる 

但し最初蕪だけ 塩揉みし刻み昆布を入れた中に入れ きゅうりキャベツは後から合わせる 

げんなりし水気が出たら それを搾って 酢を少々入れる ②の牛肉

⑤の手羽先を油で揚げておく その油を使い 茄子とにんにくの芽もさっと揚げる 

それを中華鍋で 強火で炒めながら 牛肉を合わせ 

オイスターソースや鷹の爪 少々の八方ダシで さっと味付けしながら素早く調理する 

最後に溶いた片栗粉でトロミを出し 刻みを 上からパラパラと掛ける

 一番ダシから大根をじっくり焚く 大根ある程度透き通ったら 手羽先を入れる 煮詰める 

ガスコンロ三台フル稼働している ぽんと炊き上がったご飯 直ぐにお鉢に入れ替えて 粒山椒と混ぜる 

味噌は信州と山形の合わせ味噌で 材料は一緒に入れ 沸騰しないようにして味噌を投入

 ほぼ1時間で終了する 一汗かいたが この瞬間が大好きだ ストレスも料理を作ると 

さぁっとどかに すっ飛んでしまう 

テーブルに並べる 適当な器に盛るが なるべく安手の益子を使った 

大目に余ったのは あら熱を取って 小分けにしてから 早速冷蔵庫入り 

今晩も独り晩餐だ 

夜風は冷たく 気持ちよく流れる 酒は出さない 

今日お前は休肝日だろと 言い聞かせながら 

CDで『優しい時間』を流す こんな他愛もない料理で ほっとする

厨房はお手伝いさんには よほどのことがない限り任せない

一人悦に入る瞬間だ

 

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