更待月とカサブランカ

 

 今日ヤスさんの社葬 

夕べ ようやく晴れた夜空を眺め 月が出ないかと思いながら ずっと待っていた

 名前の通り更に待ってもなかなか出ない 居待月から寝待月そして更待月と 12時を過ぎて やっと出た 

それも低い夜空の雲間にうっすらとである 

次第に遠のいて行く火影 

ヤスさんの密葬も無事に式次第の通り 何もかも決められたレール上をただ突っ走るだけだ 

あっと言う間に終わるのである 

人生とはこんなものだろうか 

今日又社葬があるが 今日こそ違うようだ 彼らしく賑やかなものになるかも知れない 

長年出身大学の応援部に寄付して来たと言う こんな時に生前の遺徳が顕れるのか 

何と社葬の企画に応援団の壮行式があると言う 元気いっぱいに大声で 応援歌を歌って送り出すらしい 

晴れた日になるだろう なるほど湿っぽいのは彼に相応しくない 若手中心に考えた企画だと言う

 お陰で 私もその中に参加する 私の役割 能管で送ると言うこと 羽衣・序の舞の部分を吹くつもりでいる 

能管には ノドと言う特殊な部分がある 

ヒシギと呼ばれる旋律でもなく リズムでもない音があって 

甲高く鳴り響く やかに天に向かって飛ぶヤスさんをイメージして 丁度いい音になるはずだ

 それにしても あっと言う間のヤスさんセレモニーの連続

 せめて最期くらいは 明るくそして 静かな

軽やかさのうちに終わりたい と

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