葵祭り

本日15日は 京都では葵祭りがある 

祇園祭りと時代祭り それにこの葵祭りで 京都三大祭りと称する 

華やかに着飾った武者や姫君たちの 

単なる行列じゃないかと思われるだろうが 

櫻が終わり 藤の花が咲き そうしてこの葵祭りがあって 

京都では季節の移り変わりを敏感に感じる重要行事である 

3日に上賀茂神社で流鏑馬があって 

5日に下鴨神社で 斎王代や女官たちが 葵祭りのための禊を行う 

更に歩射神事(ぶしゃしんじ) 賀茂競馬(かもくらべうま) 御陰祭り(みかげまつり)などの

前儀の行事が続く どれも優雅な雅楽奏上のうちに行われる 

身を清める行事が何日か続く そして前儀があった後

古墳時代後期疫病が流行ったのを 

信仰が足りなかったのではないか

と 上賀茂社と下鴨社にお参りに行くようにしたお祭りになった 

王朝絵巻の再現で 

京都御所から 下鴨神社に行き 更に上賀茂神社

まで 凡そ8キロに渡って続く

 このような王朝は 今はない 

 飽くまでイベントとしてしか見られないかも知れない 

或いは今や過去の遺物だと言う声もあるかも知れない 

だが古い形を残してこそ あらゆる創造が生まれるものと信じる

 断じてなくしてはならない行事の一つだ

牛車に飾る葵の葉っぱは フタバアオイの葉 

保存が利かないために 祭り直前になって 山間の清水の中から 

約1万本の葵を採って来なければならない 

牛車も 豪華なものから様々だ それを争う女官たち 

祭りの花形である主役の斎王代の選出 

その挨拶廻り 

禊(みそぎ)の数々 

止めるより 残す方がはるかに大変なことだ

その中に 日本人の特性として 何かが潜み 

これから来る時代の大きなヒントとして存在しうるかも知れない 

よく見ると 検非違使山城使 御幣櫃 馬寮使 牛車 舞人 近衛使 陪従 内蔵使

斎王 女人と続く行列だけの意味ではないのだ 

何もかも意味があって 

それは時代の推移を長く続かなければならない重要な伝承になっているのである 

葵の青々とした葉っぱが まぶしい 

ここまで日本人の美意識が明白に表現されている祭りは 少ない

 

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